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管理職ゼロのフラットな組織が増えていく?
おはようございます。
今日は東日本大震災から8年。3月11日です。
8年前、ちょうど1歳になったばかりの3男を連れて友人宅に集まっていて大きな揺れがきたのを覚えています。
その後、少し経ってから福岡の親戚が心配して呼び寄せてくれたり、東京に戻ってからいてもたってもいられずに
5月の連休頃に1歳下の妹と一緒に夜行バスでボランティアに。
イチゴ農家の流されたハウスの撤去やヘドロ除去のお手伝いでした。
まだまだ被災地では多くの方が避難されていて、まだまだ日常が完全に戻らないのだと思うと胸が痛みます。
震災から8年、その後、日本はどう変わったでしょうか。
働き方はどう変わったでしょうか?
震災直後に日本を離れて海外移住を決意した人、
東京を離れて九州や四国などへ移住した人、
通勤をやめて独立したりテレワークを始めた人
こういった人は確実に増えたと思います。
働き方が多様化したことは間違いないし、多様な働き方があるんだ、多様性を認めよう、という風潮になっていることも感じています。
その流れの一つなのか、従来のピラミッド型組織から離脱して
フラットな組織づくりに挑戦している企業もちらほら出てきているようです。
10名程度の組織ならともかく100名単位でこれに挑戦するのは本当に大変なことだと思います。
ピラミッド型組織は社長、部長、課長、平社員という縦社会、
稟議が回るので失敗が起きにくい反面、意思決定にはそれなりの時間がかかる組織です。
反面、フラットな組織は市場や世間の変化に素早く対応できる反面、一人一人の社員に高い意識が求められます。
個人的にはずーっとドイツ人の小さな外資系で20年も前からフラットな組織を経験してきたので
フラットな組織の良さを十分に分かっています。
ただし、フラットな組織にも相性があります。
そこで働く人たちがそれを望み、そこにコミットし、みんなで良い会社をつくりあげよう、
会社全体の利益を出そう!という流れにならなければフラットにしても
結局は仕事ができる人のところに仕事が集まって、その人がつぶれてしまうでしょう。
フラットである=自由であるということは、それなりに結果にコミットする!ことが求められるのです。
何でもいいよ~自由にしていて~の自由ではないのです。
そこを間違えるとただのダラダラした締まりのない会社になってしまうのです。
フラットで、自由で、皆が積極的に関わり合おうとする組織!これが理想です。
そんな組織がたくさん増えますように!