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語学フリーランスの人生設計を3つの視点から考えてみた
2019年明けましておめでとうございます(*^_^*)
語学で生きていく!語学を使ってキャリアアップを推奨するAKKOです。
私の語学キャリアを振り返ってみると・・・学生時代のアルバイトまで遡ると、20歳くらいから45歳まで、約25年間、様々な形で語学を使って仕事をしてきました。
出産や育児で仕事を辞めて収入がガタ落ちした時も、何とか収入を切らさずにやってこられたのは語学を勉強してきたおかげだと思っています。
時には細々と在宅で英語やドイツ語から日本語への翻訳を、20代の頃はフリーで通訳ガイドを、30代、40代は展示会の通訳や社内会議の通訳、カタログの翻訳や電話での海外取引先との交渉など、いろいろな場面で語学が活躍してくれました(^^)
今までも、そしてこれからも語学とともに、語学を使って草の根レベルでの民間の国際交流に微力ながら尽力していきたいと思います(*^_^*)
2019年のお正月に考えてみたこと、それは語学フリーランスの人生設計、おもに老後資金についてです。
語学で食べていきたい!と真剣に考えている会社員がフリーランスを目指した場合、大切なお金のことは?人生設計は?老後はどんな暮らしになるのか?3つの視点から考えてみました。
語学フリーランスの人生設計①何歳まで働けるのか
語学で食べていく!と決めてフリーランスになった場合、会社勤めと違って定年がありません。
正直なところ、この問いに対する明確な回答はないと思います。
言ってしまえば十人十色、健康問題やその他環境の変化もあるので、健康で頭脳明晰、体力に問題がなければ、フリーランスで何歳まででも働ける、定年のない働き方、であるといえます。
「 一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会 」の「フリーランス白書2018」によると、
日本には現在、1000 万人余りのフリーランス(副業・兼業を含む)がいると言われています。国内労働力人口の約 6 分の 1 にあたる数で、経済規模にすると 20.1 兆円という試算1もあります。 米国では、1 億 6 千万人の労働力人口のうち 5,730 万人が既にフリーランス化しており、2027 年には フリーランス人口が過半数になるという予測が出ています。
とのことで、フリーランスという働き方を選択する人が米国でも日本でも増えてきていることが分かります。
また、定年後にフリーランスという働き方をセカンドキャリアとして選択する人も増えていくのではないかという予想です。
また、今後は人生 100 年時代と捉えるならば、65 歳で定年退職した後のセカンドキャリアでは、誰も がフリーランスとして働いていく可能性があります。
企業での定年制度も将来的には65歳や70歳へと引き上げられることが予想されますので、多くの人が70歳、80歳まで仕事をする世の中になるかもしれませんね(^_^;)
また、一口にフリーランスといっても、フリーランスの働き方も副業型、専業型、そしてタスク型、プロジェクト型、ミッション型と様々な形で類型化されているようです。
(フリーランス白書2018より抜粋)
語学を活かした翻訳業務などはタスク型に分類されますが、語学を使って新規事業の企画などに携わる場合にはプロジェクト型に分類されるでしょう。
多様な働き方が可能な時代になり、今後ますます多様化が加速することを考えると、今までのように、企業かフリーランス化の二択ではなく、企業に勤めながらフリーランスもやってます、フリーランスを主として企業勤めも時短でやってます、フリーランスとしていくつもの企業のプロジェクトに関わっています!という生き方が当たり前になっていくのではないかと思います。
いつまでも元気で働いていたい!と思う人がフリーランスで会社の制度にとらわれずに生き生きと働ける社会であるならば、それは大歓迎ですね^ ^
語学フリーランスの人生設計②老後はいくら必要か
平成29年度の総務省の家計調査によると、老後に必要な生活費は月額で約24万円とのことです。
ここでいう老後=企業を定年退職した人、と置き換えて考えると分かりやすいでしょう。
月24万円ということは、年間約300万円が必要という計算です。
仮に老後が30年だとすると単純に300万円×30年間で9,000万円ですね(^_^;)ちょっと気が遠くなる数字です。
生きていくために家賃、光熱費、通信費、食費、交際費などがかかることを考えると、贅沢をせずに、病気をせずに、都心で暮らしていくことを考えるならば月24万円は現実的なラインではないかと思います。
これがすべて年金でカバーできればいいのですが、私の世代である40代の老後にはそれは期待できないでしょう。
企業からの退職金が何千万円も出るような場合には、退職金と預金、年金でまかなえると思いますが、その一方で、フリーランスのような自営業者が受け取ることができる老齢基礎年金は、夫婦二人で約13万円とのことです。
フリーランス(自営業者)には厚生年金や退職金がないため、自分で老後の資金を貯めておく必要があるのですね((+_+))
語学フリーランスの人生設計③老後の資金はどうつくるか
そこで、語学フリーランスで生きていく、と決めたら今から老後の資金について計画を立てて行動を開始しましょう!
具体的な老後の資金づくりについて今思いつく限りの方法はこちらです(^^)v
- とにかく健康第一!心身の健康を保つために(医療費を使わないで済むためにも)ストレスを貯めずに自分が心地よいと感じる運動やリラックス法を継続すること
- 小規模企業共済や個人型確定拠出年金(iDeco:イデコ)に加入する→私も近日中に始めようと思っています(*^_^*)
- 今からこつこつと毎月数千円からでも始められる投資信託(ネット銀行で購入できる)を開始する(ちなみに私はセゾン投信のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドという商品を毎月、給与口座から天引きでコツコツと積み立てています(NISAにも対応しています)。投資信託は基本的に放置です。長く積み立てれば積み立てるほど、その特長が生かせる商品だからです。
- 寝ていてもフリーランスの事業がヒマでも(^_^;)入ってくる不労所得の収入源を持っておく!←これは簡単ではないですね(^_^;)ブログからの広告収入、不動産収入や絵やキャラクターのライセンス収入など、本の印税などがこれに当たります。長期で取り組めば夢のある収入源ですね!私も挑戦してみようと思ってます。
- フリーランスと並行してとにかく時給で働けばお金が入ってくる、という労働収入の収入源も持っておく→事業がうまくいかない時も心の安定剤になるでしょう(*^_^*)
小規模企業共済とイデコの説明はこちら↓(りそな銀行のページより抜粋)
フリーランスになったら働く時間も場所もある程度自由に決められていいことばかり!と思う反面、企業勤めの頃よりも真剣にお金と向き合う必要があると思います。
フリーランスの場合、会社員と違っているのは、やる気、情熱、工夫次第では収入に天井はありません。不安になることも多いと思いますが、不安と向き合って現実的な着地点を意識していれば、それほど心配のない地に足のついたフリーランス生活が送れるのでは、と思います。
~ねばならない、~であるべきだから解放されて、自分なりのスタイルを作ってしまえばいいと思いますので、フリーランスだからって企業で働いちゃおかしいでしょ?っていう考えをリセットして自由に楽しく、そして仕事は真剣にベストを尽くしていけばいいのだと思います(*^_^*)
よく目にする「遊ぶように仕事をする」「仕事は生活の一部」とさらりと言えるようになったら素敵ですね。
まとめ
これから語学でフリーランスで食べていきたい人のために、表面的ではありますが老後の人生設計について3つのポイントを書いてみました。
①老後の定義・・・自分で決められる!
②老後に必要なお金・・・年間300万円くらい?!
③老後の資金づくり・・・気づいた今からコツコツ始めるべし!
一山当てようなんて思わずに時間を味方につけてコツコツ投資を開始するのがおススメです。
そしてここは、というところではしっかりお金を使うことも(^_^)
自分のスタイルでいつでも企業にだって戻れるし、企業勤めとフリーランスの配分を考えてもいいと思います。
周りに同じような人がいないと心配になると思いますが、将来これくらい必要だってわかっていれば、それほど不安にならずにチャレンジできるのではないかな?と思います。
上を見ればきりがないし、損か得かで考えれば、企業で定年までいて退職金をもらうのが経済的には一番お得かもしれません。
でも定年までの長い人生を「定年制度」というレールの上だけに囚われて働きたくない、自分の尺度で働きたい、という人もいると思います。もちろん定年後にフリーランスになる人もいるでしょう。
そういった人たちが楽しく語学を活かして安心してフリーランス生活を送れる日本社会が当たり前になるといいですね(^_^)