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通訳もできる翻訳者を目指してさらなるキャリアアップを!
こんにちは^ ^
語学を使って実践的なキャリアアップをお勧めするAKKOです。
約20年間にわたり、複数の外資系企業で英語やドイツ語を使って仕事をしてきました。
現在は外資系企業の役員として勤務しながら、フリーランスで翻訳の仕事もしています。
今日は語学で生きていくために、翻訳だけでなく通訳もできる語学人材として、
さらにキャリアアップを目指すことについて書いてみたいと思います!
目次
通訳と翻訳ができることで仕事の幅を広げ、他の翻訳者との差別化を!
通訳と翻訳、どちらも語学を活かした仕事、ということで語学ができる=どちらもできる、
と思われがちですが、通訳と翻訳は異なるスキルが要求される仕事です。
翻訳が主にパソコンに向かい、外国語や日本語と向き合い、一語一語をじっくりと堪能しながら
自分で調べて推敲して・・・の繰り返しであるのに対し、通訳はいろいろな場所へ出かけて行って
初対面の人とも臆することなく接し、その場で耳から、目から得た情報をもとに訳していく作業です。
どちらも外国語の知識に加え、一定の高度なレベルでの日本語力が求められる仕事です。
翻訳が持久力であるなら、通訳は瞬発力が求められる仕事でしょう。
プロの翻訳家の中で通訳としても活躍している人がどれほどいるのかは分かりませんが、
語学を使ってキャリアアップをしたい、語学で生きていきたい、と決めたら
通訳と翻訳、どちらもできる人材を目指すことをおススメします!
例えば国際会議の運営会社であれば、
会議運営に必要な資料の翻訳から国際会議の通訳、海外からのお客様のアテンドなど、
イベントに関わるすべての語学の仕事を一貫して請け負います、という人材がいれば
その人に依頼したいと考えるでしょう。
依頼者はできるだけ手間を省いて良い人材に仕事を委託したい、
できればプロジェクト全体で同じ人に携わってもらえらえば都合がよいと考えるもの、
そんな要求に応えられる人材がベストです。
通訳と翻訳、どちらもできれば大きなアドバンテージとなり、他の翻訳者との差別化ができるでしょう。
通訳は収入面でも大きな収入が見込める職業です。
翻訳が1文字訳して6円~20円ほどの幅がある世界だとすれば、展示会などのアテンド通訳で一日2万円~3万円、
会議や商談の通訳で2時間2~4万円~、4時間4~6万円~などなど・・・分野や難易度、キャリアによっても
異なりますが、得意分野をつくって通訳ができるようになると、数日稼働しただけで1か月のサラリーマンの給与達成、という
通訳者もいるでしょう。
通訳もできる翻訳者になることで、収入面の飛躍も期待できます。
英語以外の希少言語は特に通訳、翻訳どちらもできた方が良い!
私の専門はドイツ語なのですが、ドイツ語に関しては日本で専門的に翻訳や英語を学べる機関が
英語に比べるととても少ないです。
当然、ドイツ語関係の仕事は限られており、今でも現役で第一線で活躍されている
とてもスキルの高く経験豊富なドイツ語通訳者、翻訳者に仕事が集中しています。
ドイツ語だけでフリーランスで生きていくためには、
翻訳だけできます、通訳だけできます、というのではなく、
ドイツ語に関わる仕事であれば何でもやります!という姿勢で臨んだ方が良いでしょう。
自分に合う、合わない、はある程度やってみればわかるので、まずは挑戦を。
ドイツ語に限らず、希少言語のスキルで食べていきたいと思う場合には、
いろいろな分野をまたいで言語の仕事ができる人材を目指しましょう。
また、何といっても英語のニーズはたくさんあるので、英語に関してはできた方が仕事の幅が広がります。
私はほとんど仕事で英語を使いながら覚えたという感じですが、
ドイツ語と英語の翻訳に関して、日本語と組み合わせて、
独日、日独、英日、日英、そして独英、英独などの
組み合わせでの翻訳のお仕事をいただいています。
最初の頃はドイツ語力の方が勝っていたと思いますが
今では特にビジネスの分野では使用頻度の高い英語の方が得意かもしれません。
通訳、翻訳と他の仕事を掛け合わせて相乗効果を狙う
通訳、翻訳の仕事に加え、自分の仕事の幅を広げていくために、
積極的に第三の仕事にも挑戦してみましょう。
とはいえ、一つ一つの仕事に手を抜くのはNGです!
目の前の仕事に対して全力で100%で楽しく丁寧に向き合っていくことが大切です。
そんな姿勢で仕事に向き合っていると、必ずそれを見ていてくれる人がいるものです。
様々な仕事を経験することで、様々な出会いがあり、そこからさらに仕事が広がっていくでしょう。
例えば、人前で話すことが好きな人であれば、通訳の合間に司会業にチャレンジしてみる、
金融に興味のある翻訳者であれば、ファイナンシャルプランナーや経理の仕事にチャレンジしてみる、
投資に興味のある通訳者が不動産の大家さんにチャレンジしてみる、などです。
収入源が増えることでリスク分散にもなり、フリーランスの通訳、翻訳の仕事をより一層楽しめるような
心の余裕が生まれるでしょう。
私も子供たちの未来のために少しでも語学の力で世界を広げるお手伝いができたらな、
と考えており、我が子も含め、世界は日本だけじゃない、いろいろな場所や価値観があるということが
伝えられたらいいなと思っています。
子供たちが世界を知って、自分自身を知り、自由な発想で自分らしく生きていくお手伝いが
何かできたらいいなと思っています。
フリーランスだからこそ、翻訳や通訳に加え、いろいろな仕事ができるチャンスがあります。
会社員のままではそこまで自由にいろいろな職業を並行して経験することはできないでしょう。
フリーランスの立場を前向きにとらえ、興味のある仕事にチャレンジしてみましょう。
まとめ
語学のフリーランスで食べていくと決めたら、その言語に関わる仕事は
何でもチャレンジしてみることで自分の仕事の幅が広がります。
心をオープンにして興味のあること、わくわくすることにチャレンジしてみましょう。
依頼者側の気持ちになれば、一定の高いレベルで通訳も翻訳も
リライトも司会もこなせます!という人材は貴重な人材ですよね?
せっかくですから経理などの知識もつけて将来は経営者としても
やっていけるような幅広い経験を積んでみてはいかがでしょうか。