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ドイツ人はなぜ長期休暇を取るのか?ドイツ人の休暇に対する考え方

こんにちは(^_^)語学を使って実践的なキャリアアップをおススメするAKKOです。

長年、ドイツ人と一緒に仕事をしていますが、いまだに「やっぱり凄いな」と感心することがあります。それは、ドイツ人の潔い「休暇の取り方」です。どんなに忙しいポジションにいても、計画的にしっかり休暇を取って思いっ切り遊ぶ!そんな彼らの姿にはいつも良い意味で驚かされます。

私の場合、子育ても家事も仕事も、そしてプライベートの用事もすべてミックスして、スキマ時間にできることをできる時にやればいい、あえて分けないで行く!と割り切っているのですが、ここ最近、なかなか頭が休まらないな、と感じることが増えてきました。

ドイツ人の休暇の取り方を目の当たりにして、「しっかり頭と心、身体を休める長めの休暇を意識してとることが大事だな」、と感じるようになりました。

今日は、私が一緒に働いて見聞きしたドイツ人の休暇に対する考え方について書いてみたいと思います。

ドイツ人の休暇に対する考え方その①休暇は翌年に持ち越さない

ドイツの法律では休暇を翌年に持ち越すことを義務付けていないので、企業によっては年内に休暇を使い切らないとなくなってしまう!という事態が発生するようです。

“ ケルンのドイツ経済研究所の調査によると、2010年にドイツ人が取得した有給休暇の平均日数は30日。これに祝日(10日)を加えると、ドイツ国民は合計40日、つまり8週間休んだことになる。これは、デンマークと並んで欧州で最も長い。ドイツはフランス(有給休暇25日+祝日10日)、英国(有給休暇25日+祝日8日)などにも大きく水を開けている。”

(ドイツニュースダイジェスト「ドイツ人と労働時間」より抜粋)

ドイツでは祝日は全員が休むとしても、祝日以外に平均で30日も休んでいるのですね!

日本では祝日を除いて自分の意志で休暇を取るとして1週間がやっと・・・なのではないでしょうか。勇気を出して一大決心をしてやっと2週間かなと(^_^;)

ドイツニュースダイジェストのドイツ人の会社の休み方に関する記事がとても面白いので参考までに読んでみてくださいね(*^_^*)

これまで一緒に働いてきたドイツ人は最低でも連続2週間は連続して夏季休暇を取り、ドイツへ帰ったり、世界各国の観光地や島などへバケーションに行っていました。それも年に2回くらいは最低でも行ってるよな~という印象があります。

社長やマネージャークラスの人になると、3週間、4週間のバケーションもありますし、どんなに会社が忙しくても「明日から2週間、どこどこの島へ行くから、ネット環境が悪くてつながらないからよろしく。しばらくメールは送らないで欲しい。必要最低限で緊急時だけ電話して。」と平気でメールが来たりします(^_^;)

なんて一方的なの~(+_+)っていつも心の中で叫んでいました(^^)

それはさておき、ドイツ人の有給消化率が高いのはおそらく、この「余った休暇を翌年に繰り越せない」、という制度によるところから始まっているのかもしれないですね(*^_^*)


ドイツ人の休暇に対する考え方その②非日常の面白いことをしたいという意識が高い

ドイツ人って人と違うことをしたがる人たちだなって感じることが多くあります。

いかに人と違うところへ行って違うことをやるか、に情熱を注いでいるようにも見えます(*^_^*)

私の同僚も世界中を旅して回り、アフリカでサファリツアーに参加したかと思えば、韓国で韓国式のサウナを楽しみ、イタリアの山をマウンテンバイクで登る・・・なかなかバラエティーに富んでいました(^_^)

欧州のど真ん中にあって上下左右に国境があって外国に囲まれている国、質実剛健、質素で無駄がないことを好む国民性、哲学と音楽の国、冬は長くて暗くてメランコリックになる国、ドイツ。

留学していた時に私が感じたドイツです。

それが理由なのかどうか分かりませんが、ドイツ人はとにかく明るい太陽とバケーションに飢えているような感じがします。明るくて楽しいイタリアやスペインが大好き!そして、休暇を思いっきり楽しもうという意識が高いですね。

ドイツ人、とにかく移動が好き?なのか、そういう国民性なのか、ドイツ人のバックパッカーは世界のあちこちで見かけます。

さらに、私の周りだけなのかちょっと面白いことに挑戦している人が多いです。例えば身体を鍛えるためにあえて風呂に入らないで365日、冷たいシャワーを浴びるドイツ人や、ベジタリアンで一日一食だけ食べることに挑戦しているドイツ人もいます(いったい毎日何を食べているのでしょう?と思うくらい食べていませんでした(^_^;))

ドイツ人ってちょっと変わってる、というのはまとめ過ぎですが、何となく非日常の面白いことを探す天才だなと思ってしまうのです。


ドイツ人の休暇に対する考え方その③実はしっかり休んだ方が効率が良い

合理的で論理的で議論が大好きなドイツ人。実はしっかり休んだ方が、その後の仕事もはかどるのだということをよくわかっているのだと思います。

しっかり休暇を取ることで、常に安定してモチベーションを高く保ち、 生産性を高めることができるでしょう。

また、心身の健康にも大きくプラスの影響がありそうですし、何より家族と過ごす時間が増やせます。子供が小さいうちはなおさら、休暇を一緒に過ごすことが大きな意味を持つでしょう。

私が仕事を抱え過ぎ、引き受けすぎて断れずに、家に持ち帰って 早朝から夜遅くまで 仕事をしていると、「君の考え方、仕事のやり方は間違っている」「ヘルシーじゃない」「こんな時間にメールを送るな」と手厳しく非難されたこともあります(^_^;)

「そこまで言うなら手伝ってくれてもいいじゃーん!」って思ってましたけど(^_^;)自分のタスクではない仕事を、垣根を超えて手伝うっていう発想はないみたいです(^_^;)

一人で処理できない量なのであれば人を増やすか、その仕事をやらない、という選択肢もある、本当に必要な仕事なのか、本当に今やらなければならない仕事なのか?そんな見極めをするようになったのはドイツ人と仕事をするようになってからです。

いろいろとカルチャーショックもありますが、どんなに忙しくても、一生懸命働いて思いっきり休んで遊ぶ!そんなメリハリが休暇後の仕事にも良い影響を及ぼすんだな、ということはドイツ人の姿から学びました。

休暇中のいろいろな体験が、その後の仕事にもたくさんの良いひらめきを運んできてくれることもあります。

したたかで賢いドイツ人は、しっかり休んだ方が結局トータルで良い仕事ができる、ということを、常識として身につけているのだと思います(^_^)

まとめ

長期休暇をとっているイメージの強いドイツ人、一緒に働いているドイツ人たちは本当に長期休暇をとっています。日本で働いていてもドイツで働いていても関係なく!たぶん世界のどこにいても、です。

ドイツの企業では休暇を持ち越さない制度もあるようですが、それだけでなく、ドイツ人は「今度の休暇はどんな面白いことをしようか」と本気で考えているように思います。

そして、一生懸命働くのと同じくらい一生懸命、休暇を計画して思いっきり休暇を楽しむ、そんな意気込みを感じます。

もちろん自分も決めた休みにしっかり休むのだから、他人が休んでもつべこべ言わない、他人の決めたことも尊重する、世の中の多くの人が夏休みをとることで仕事が止まってしまうこともあるのでしょうが、みんな休むのだからその不便さも受け入れる、ということでしょう。

世の中の不便さと引き換えに自分の幸福度アップ!です。

しっかり働いてしっかり休む(遊ぶ)。そんなドイツ人の姿勢には見習うところが多く、私はまだまだその域には達していないのですが、来年こそはドイツ人と同じくらい休暇を楽しむぞ~とひそかに決意しています(え、毎年言ってるかも??(*^_^*))


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